自然派ワインの試飲会 オルヴォー

自然派ワインの試飲会に行ってきました。今回はオルヴォーさんの試飲会。オルヴォーさんの試飲会は神楽坂なので、いつも街並みを歩くのも楽しみです。今回試飲したワインはポルトガル、ブルゴーニュ、サヴォワ、ピクサンルー、ボルドー。全部で15種類くらいかな。

ポルトガル コスパ良し。素直に美味しい。ブルゴーニュはサンブリという珍しいエリア。アリゴテはキリッとした酸味が特徴的で、まだまだ暑いこの時期にサッパリ飲めて美味しい!値段も安いし良いワインだと思う。これは既に取り扱っています。サンブリって、ブルゴーニュで唯一ソーヴィニョンブランが認可されてるAOPだったかな、確か。そのソーヴィニョンブランも美味しい。シャブリもあって迷うなー。このシャブリ、値段もそこまで高くなくて、品があって美味しいなー。

そういえば、うちのお客様に先日、「美味しいシャルドネありますかー?」と言われて、シャルドネ探したら本当数種類しかなかった。自分でも驚き。シャブリ(シャルドネです)要検討しなければ。

サヴォワは、土着品種のぶどうばっかりで面白い。ジャケール、アルテス、モンドゥーズ。みんな特徴的で美味しかったな。ミカンや伊予柑みたいな甘い香りと粘性もあるけど、ミネラル感や酸も感じられるジャケール。アルテスはバターのような厚みのある香りに、クリーミーで口いっぱいに優しく広がる感じ。モンドゥーズは醸造の違いでさまさまな表情を見せたけど、ピノ・ノワールみたいなエレガントさも兼ね備えていて、ピチピチとした強い果実味を感じるワインがあって、それが一番好きだったな。

『ワインにニックネームを付ける会』をやろうと一年前から思ってて(笑)、ソムリエ的なワイン表現はプロの世界では重要かもしれないけど、飲み手が楽しく飲むためには、ワインにあだ名をつけてやるのが面白いんじゃないかと。1本のワインを何人かで空けて、あーでもない、こーでもないと話しながら、ワインの名前を勝手に決めちゃう。たとえばパワフルでスパーシーなワインなら「ジャイアン」とか。そんな会、いつかやります。

ピクサンルー。安くて驚きの旨さ。熟成感もしっかり。いや、本当美味しかった。これは今回の目玉になるかな。造り手は特に認証はとってないけど、作り手が考え得る自然農法を実践しています。もしかしたら100%ナチュラルではないかもしれないけど、ワインはラベルで飲むんじゃなくて、舌で飲む。美味しければいいんじゃないかと思って、このワインは仕入れます。是非飲んでみてください。

*写真は今日飲んだベルサンのブルゴーニュ・アリゴテ。さっぱりとしてておススメ。

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